2015年04月04日

「シーザー流ビジネスの闘い方」感想

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シュートボクシング創始者・シーザー武志会長の「志」が分かる本。
ビジネスという小さい括りではなく、仕事に取り組む姿勢、夢を成し遂げる情熱、生き方について、書かれている。

自分は、シュートボクシングという格闘技と20年以上関わってきた。
シュートボクシングを通じて、全国の先輩や仲間と関わることができた。タイや中国でも試合をさせてもらった。自分の人生に、もっとも大きな影響を与えてくれた存在である。

試合にまったく勝てなかった辛い時期も経験した。日本チャンピオンになれた成功体験は、自信となり今の自分を支えてくれている。
現役当時、シーザー武志会長には、よく声をかえていただいた。叱咤激励された。よく怒られた。
ある試合の解説では「松浦は作戦がなさすぎ、工夫がなさすぎ」と言われた(笑)。

今、自分はシュートボクシング選手は引退して、ビジネスというリングで戦っている。
そして、ボコボコにやられているので、シーザー武志会長に久しぶりに活を入れてもらおうとこの本を読んだ。

前置きはさておき、本の感想


自分自身にとって特別な存在であるシーザー武志会長の言葉は重い。
当然、どの本よりも説得力がある。というか怒られている感じで、背筋を正されます(笑)。
シーザー武志会長の生い立ちや、S-CUP世界チャンピオン緒形健一選手の入門時のエピーソードも書かれていて、興味深かった。

【極限状態まで追い込まれる経験をせよ】
「あまりの緊張感とプレッシャーで心が折れそうになるが、いつしかリミッターが外れ苦しさから開放される時がくる。それを一度経験すると、どんな練習をしてもつらく感じず、試合に臨むことができる。追い込まれている時は極限状態、この状態をひとりで作り出せるかといったら無理だと思う」

選手時代、追い込み練習により、自分の限界を1つ、2つ越えたという経験がある。
シーザー武志会長から見たら、まだまだ極限じゃないよと言われそうだが(笑)。
さて、今の仕事はどうだろうか?頑張ってはいるが、極限状態までは追い込まれていない。
自分がトップである今、誰も追い込んではくれない。自分自身でどうやって追い込まれた環境を作るか課題である。

【夢を見させるトップになれ】
上の人間が自らの思いの丈を語る。会社の方向性や夢や未来、具体的な今後の展開、各人がやっている仕事の意味。夢や未来を具体的に見せることにより、自分が何をすべきか気づき、労働意欲も湧く。

自分がサラリーマン時代、最も辛かったのは、何のためにやっているのか、どこに向かって仕事をしているのかが分からなくなった時だった。上司に文句を言ったこともあった。
しかし自分が上の立場になった今、これができていない。
自分自身も含め、周りの仲間が楽しく・意欲的に仕事に取り組むためには、ワクワクする夢や目標が必要。やります!

【人は大きな志を持たなければならない】
志がなければ、体や頭は動かすことができない。志は、いわば自分を動かすガソリンである。
自分の中で無茶だと思える目標を作ることを勧める。

どん底に落ちた経験がない自分はハングリー精神が少ない。ぼちぼち良い暮らしはしたいが、それほど物欲もない。ならば、シーザー武志会長の言われるように、でっかい志で自分を動かすしかない!

【すべてに渡り感謝せよ】
物があるから、相手がいるから、そして親がいるから、自分は頑張れる。
すべてにわたり、かつ細部にわたり感謝することが成功への第一歩になるのだ。

読んでて、できてなさ過ぎて、心が痛い・・・
やります、頑張ります(笑)。

1番印象に残った言葉は、

私は、シュートボクシングの活動をビジネスとは考えていない、真の目的は、シュートボクシングという競技を世間に普及させるとともに、人間教育として若い人たちを育てていくということにある。

です。

自分は、格闘技で後輩の指導をするとともに、ビジネスというリングで上を目指します。
闘いながら自分もスタッフも成長し、世の中の人に喜んでもらえる仕事をします!


松浦知希

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カテゴリ:代表・松浦知希のコラム|日時:2015年04月04日18:08|コメント(0)

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