2016年12月01日
学校での出来事を思い出した時に話してくれる我が家の息子たち。
その日は、次男がお風呂で話しだした。
「今日ドッヂボールした時、友達とケンカになった。」
「僕がボールに追い付いて先に取ったのに、友達が僕からボールを奪い取ったから、もう一度奪った。そしたら泣いちゃった。」
「僕が悪いんじゃないのに、他の友だちもみんな泣いた子の味方になってさ。」
「明日はドッヂボール入れてくれないと思う。」
「だから、僕ももうドッヂボールしない。」
そこまで聞いて、私は「本当~。仲直りできなかったの?」と聞いてみた。
すると、「僕は『はいはい、すいませんね。』と言って謝ったよ。でも無視された・・・。」
それに、「そうやってすぐボールを取っていくから嫌なんだよね。」とも言われたそうだ。
「僕が先に取ったのを相手が奪ったから取り返したのに。僕は悪くない!!」
友達とぶつかり合っている光景が目に浮かんで、私は何とか友達と上手くやる方法を教えたいと思った。
それに、謝り方。怒った気持ちのまま、ただ形式的に謝っても友達には伝わらないと教えたいと思った。
「じゃあ、そうやって相手が悪い悪いといって、怒ってていいと思うの?」と聞き返すと、
「・・・。」
ダメだと分かってはいるようだが、怒りを沈められないようだった。
「そのままだとお友達いなくなっちゃうよ。」
「ボールを奪われた時に、『僕が取ったボールだけど、投げていいよ。』と言ってあげるとか。そういう方法もあるんじゃない?」とアドバイスしてみた。
「それに謝り方も、あれで良かったの?もっと目を見てごめんなさいという気持ちで謝らないと気持ち伝わらないよ!!」
次男は納得いかない様子だった。
それから少し時間が経って、主人が帰ってきた。
次男がいる横で、主人にお風呂での話をした。
主人はまず「間違ったことをしていないなら堂々としていればいいよ。」と言った。
「ただその上で、言い方や行動をもう少し変えられなかったかと反省してごらん。」
「正しい事をしていても、言い方や行動を間違えると正しく受け取られないこと。世の中にはよくあるんだぞ。」
(あらやだ。なんて良いこと言うの~♡)
私が話したときより、少し納得した様子だったが、わかってくれたかな?
次の日、学校から帰ってきた次男に、「学校どうだった?」と聞くと「楽しかったよ。」と言ってから放課に遊んだ出来事やドッヂボールの話もしてくれた。
「今日、ドッヂボール一緒にやったよ。入れてくれた。」と嬉しそう。
「だってね、お互いすぐにごめんねって謝ったから。」だって。
ドッヂボールはもうしない。と言っていた次男が、主人や私の言葉を自分なりに受け入れて、行動にうつしてくれた事がとっても嬉しかった。
相手の友達も次男に会ってすぐ謝ってくれたということは、家族で話し合いができたのかな?
お友達とのケンカを通して、また少し成長できた次男でした。
私達夫婦、家族も次男のケンカを通して話し合いができて有意義な時間が過ごせたのでした♬
「何気ない日常をお伝えしながら、それを幸せと感じる」いくちゃんのブログでした。
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